シブヤ大学

正しさで疲れがちな今の、対話を深めるコツ ― ズレに出会う批判編

10:00-16:30
  • 上原社会教育館
  • 大前 みどり [NPO法人こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ 講師]
参加費
無料
定員
20名
参加対象
どなたでも

当日の持ち物
筆記用具
申し込み方法
受付期間中、WEBフォームより先着予約制で申し込みを受付いたします。
※1回のお申し込みにつき、1名様のご入場となりますのでご了承ください。同じ方が同じ授業に2回申し込みは出来ません。
※この授業は、昼休憩(60分)をはさみます。昼食をご持参いただくことをおすすめします。ゴミは各自お持ち帰りください。
SNSやニュース、職場や家庭に至るまで、私たちは日常的に「意見の対立」や「価値観の衝突」にさらされています。相手の意見に違和感があるけれど、言えば角が立つから黙ってしまう。あるいは、正論で返したら相手が心を閉ざして、かえってぎくしゃくしてしまった——そんな経験はないでしょうか。

シブヤ大学のこの講座は、哲学対話をベースにした全3回のシリーズです。今回は、その2回目にあたります。
1. 問いを立てる編(7/12・終了)
2. ズレに出会う批判編(今回)
3. 対立から対話をつくる編(1/16(土)予定)

いつのまにか私たちは、「批判=相手への攻撃・否定」と受け取り、意見の違いが見えてくること自体を、恐れたり避けたりしがちです。けれど本来の「批判」とは、相手を打ち負かすことではなく、お互いの前提や理由をテーブルに広げ、一緒に確かめながら考えを深めていく——そんな共同作業のはずではないでしょうか。

対話は、対立をなくすためのものではなく、対立を壊さずに深めていくための営みでもあるはずです。第1回では、その出発点として「問いを立てる力」に向き合いました。今回はそこから一歩進み、違いが見えてきたあとに、それをどう扱うか——「ズレに出会う」場面で、対話を壊さずに深めるための「批判する力」に向き合います。

第1回で扱った「問い」を手がかりにしながら、自分の考えを相手が受け取りやすい形で手渡す「AREA」の型や、相手の前提を壊さずに受け止めて広げる「クッション言葉」と「問い」の使い方にふれていきます。意見の違いを「対立」で終わらせず、「新たな価値」へとひらいていく——そんな対話を、一緒に練習してみませんか。


■授業の特徴
・相手を論破するディベートや、勝ち負けの議論は行いません
・意見の違いを「攻撃」にせず、「考えを深めるきっかけ」として扱います
・日常・地域・職場の身近なテーマを、安心できる少人数のグループで扱います
・言うのが苦手な人も、つい言い過ぎてしまう人も、型を手がかりに試行錯誤できます

■この授業で大切にしていること
この授業は、「上手に言い返す技術」を競う場ではありません。型を使って自分の考えを相手に伝わりやすい形で手渡し、クッション言葉と「問い」で相手の理由や前提を壊さずに受け止める。そうして批判を、「反論のぶつけ合い」から「共に考えを深める営み」へと少しずつ変えていく——そんなプロセスそのものを体験していきます。わかり合えなくても、壊さずに考え続けることはできる。そんな感覚を持ち帰ることを目指します。

■プログラム(予定)
10:00–10:30|オープニング・自己分析
10:30–11:15|批判が「攻撃」に変わるとき
11:15–12:00|クリティカルシンキングの基本「AREA」
12:00–13:00|お昼休憩(60分)
13:00–14:15|主張と人格を切り離す
14:15–14:30|休憩(15分)
14:30–16:00|ケースで実践/「地域・職場」のテーマで対話を深める
16:00–16:30|ふりかえり・なぜ批判が必要なのか・行動宣言

■こんな方におすすめ
・意見が対立すると、つい黙ってしまう/あるいは強く言い過ぎてしまう
・批判されると「自分が否定された」と感じて、傷つきやすい
・職場や家庭、地域での「正論のぶつかり合い」に疲れている
・相手との関係を壊さずに、言いたいことや疑問を建設的に伝えられるようになりたい
・第1回に参加した方はもちろん、第2回からの初参加の方、議論が苦手な方も大歓迎です

(授業コーディネーター:山口圭治)

先生

[ NPO法人こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ 講師 ]

大前 みどり

人材育成や起業支援の会社を経て独立。企業や地域、学校が内側から活性化するための対話の場づくりやファシリテーター養成講座を実施する他、人やチームの創造性を刺激したり、深い内省を促したりするための様々なワークショップを多数実践している。また、シチズンシップ教育の土台となる「考える力」を育むために哲学対話やこども哲学を実践する他、高校における探究の授業にも携わっている。ダイナミクス・オブ・ダイアログ合同会社代表。経営管理修士(MBA)。
NPO法人こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ

教室

上原社会教育館

社会教育館は、渋谷区民の方々が自主的な社会教育活動を行うために建設された。社会教育活動のお手伝いをするため、社会教育に関する情報や資料を提供したり、グループ活動の相談などに応じている。大学習室兼展示室、料理室、第2中学習室、和室、和室(茶室)、託児室、音楽室、第1中学習室、印刷・サークル室、資料談話コーナー 、学習室(工芸室)、体育室 などがある。

<バリアフリーに関して>
バリアフリー設計となっております。安心してご来場下さい。

施設案内ページ

所在地


渋谷区上原3-13-8
電話:03-3481-0301
最寄り駅:小田急線・地下鉄千代田線代々木上原駅 下車 徒歩5分。
※お問い合わせは所在場所についてのみお願いいたします

授業内容や出欠、遅刻等についてのお問い合わせ、ご連絡はシブヤ大学事務局 までお願いします。